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花の社会性がまちをつくる「全国花のまちづくりコンクール」受賞者決定2021年9月27日

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花のまちづくりコンクール推進協議会は9月24日、第31回「全国花のまちづくりコンクール」の各賞受賞者を発表した。

「全国花のまちづくりコンクール」は、1990年開催「国際花と緑の博覧会」の理念「自然と人間との共生」を継承し、1991年から「花のまちづくり活動の発展」と「花の社会性の向上」を目的に、全国各地の優れた花のまちづくりを表彰。花と人、花と社会との関わり合いの中で、花が社会に及ぼすプラスの影響をどのようにまちづくりに昇華させたかを審査するもので、花の美しさや花壇の出来栄えを競うものではない。

今回は応募者数1031件のなかから、花のまちづくり大賞(5件)、花のまちづくり優秀賞(11件)、花のまちづくり奨励賞(11件)、花のまちづくり入選(73件)、花のまちづくり努力賞(5件)、特別賞(29件)が選ばれた。

花のまちづくり大賞は、農林水産大臣賞の団体部門で楢原ゆうあい会(山口県下関市)、同個人部門で宮野裕子さん(富山県砺波市)が受賞。また、同国土交通大臣賞の市町村部門は石川県小松市、同団体部門は、ふかや緑の王国ボランティア(埼玉県深谷市)、同文部科学大臣賞の団体部門は、みなべ町立高城小学校(和歌山県みなべ町)が受賞した。

◎農林水産大臣賞・団体部門~楢原ゆうあい会(山口県下関市)
「中山間地域での無理なく楽しい花のまちづくり」

農林水産大臣賞・団体部門の楢原ゆうあい会の取組

高齢化と過疎化が進む楢原地区では、耕作放棄地や荒廃地に雑草が茂り、獣害やゴミ不法投棄が目立った。定年帰郷したシニアが現状を憂い、声を掛け合って「楢原ゆうあい会」を2007年に結成。会員30人が道路沿いの約2000メートルの花壇や耕作放棄地を整備した地区花壇で活動している。活動の基本は「できる人が、できるときに、できるだけ」。育苗や機械作業は得意分野を活かした自主管理で、会員の意欲も高まり、今では、ゴミ減少や快適な環境づくりなどの地域課題の解決に貢献。また、里山を「学びの森、子どもの森」として整備し、児童向けの樹木観察会や在来植物を守る活動にも取り組んでいる。中山間地域で、住民が無理なく地道に花づくりを楽しみ、協働で景観美化を図り、コミュニティの健全な維持に効果を発揮していることが大変高く評価された。

◎農林水産大臣賞・個人部門~宮野裕子さん(富山県砺波市)
「砺波平野の原風景にふさわしい花づくり」

農林水産大臣賞・個人部門の宮野裕子さんの取組

田畑が広がる緑豊かな散居村のなか、自宅の庭や宅道、沿道を中心に20年間活動。地域に相応しい宿根草と一年草を多用して組み合わせ、色彩やデザイン、立体感のある配置に工夫を凝らすとともに、古い農機具の廃物利用で地元の歴史を伝えるなど、地域特色が活かされている。土づくりでは、秋にコンポストで作った堆肥を、春に牛糞堆肥を漉き込み、屋敷林で伐採した木や古い杭を再利用するなど環境負荷の低減も心掛けている。地域花壇の高波花街道(500m)では、プラグ苗の移植から定植までの約50日間の管理を住民に指導。また、集会場や通勤通学路沿いの花壇作りでは、児童クラブや老人クラブを交えた幅広い世代の住民が交流し、各家庭にも花苗を配布するなど、大勢の方々が花に親しむ環境を作っている。地域の人々との花を通した交流が極めて豊かで、地元の風景や風習の維持および次世代への継承の重要性も認識した活動が大変高く評価された。

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