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生乳を無駄にしないで 農水省が呼びかけ2021年12月17日

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農林水産省は12月17日、年末年始の牛乳消費拡大に向けて「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を開始した。コロナ禍で落ち込んだ牛乳乳製品の需要が回復せず、今年の年末年始は処理不可能な生乳の発生が懸念されていることから、酪農家が搾った生乳を無駄にしないよう、「いつもより1杯多く、1本多く」牛乳や乳製品の消費拡大を、と呼びかけていく。

農林水産省は昨年4月の緊急事態宣言が発令された際、学校の一斉休校や、カフェなどの営業自粛で消費が落ち込んだことを受けて消費者に、牛乳をいつもよりもう一杯、もう1本多く消費することを呼びかけた「プラスワンプロジェクト」を実施、処理不可能乳の発生を避けることができた。

今年の年末年始はさらに厳しい状況が予想されることから「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を開始した。

農水省では、率先して牛乳の消費を拡大しようと吉本芸人のCOWCOWと牛乳乳製品課職員とのコラボや牛乳を使った和食「乳和食」の推進とあわせて職員による積極的な牛乳の購入を行っていく。

Jミルクが16日に発表した需給短信によると、生乳生産量はJミルク予測値から北海道・都府県とも上振れで推移しており、直近の指定団体速報値によると、前年同月比で全国が103.1%(11月下旬)、北海道が104.6%(12月上旬)、都府県が101.2%となっている。

一方、牛乳類の販売個数は12月6日の週で前年同期比で92.8%となっている。ヨーグルト類や家庭用バターも前年を下回って推移している。

例年、寒さとともに牛乳の消費量は減少する。さらに年末年始は牛乳消費量の1割を占める学校給食用が休止するほか、一部量販店では正月三が日の休業も影響して、1年のうちでいちばん消費量が減り、生乳供給量が一時的に全国の乳製品工場の処理能力を超える恐れがある。

一方、乳牛は病気を防ぐために毎日搾乳する必要がある。今回は年末年始に生乳の出荷抑制に取り組むよう酪農家に呼びかけているが、早期乾乳・治療や、出荷予定牛の繰上げ出荷、全乳哺育など酪農経営や乳牛にダメージを与えない範囲で取り組む。

Jミルクは酪農の生産基盤を守るため「年末年始に向けた業界一体となった対応」を呼びかけ、「#1日1L」運動などを推進していく。

農林水産省は、消費者に向け「極寒のなか、毎日酪農家が生産した生乳を無駄にすることがないよう、もう1杯多く飲んだり、1本多く購入するなど協力を」と呼びかけている。

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