学生が生産者として働く機会を提供「農業の魅力発信コンソーシアム」設立 食べチョク2022年3月3日
産直通販サイト「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンは、農林水産省と「農業の魅力発信コンソーシアム」を設立。農業バイトと旅を掛け合わせたマッチングサイト「おてつたび」を運営する株式会社おてつたびと、農業の魅力を伝えるイベント「食べチョクおてつたび」を3月23日、28日に開催する。
同イベントは、「職業としての農業の魅力」を発信する取り組み。「活躍している生産者」と「おてつたびに登録する地域・農業に関心のある学生」をマッチングし、学生が、植え付けや収穫作業・食べチョクの梱包・発送作業などを生産者と共に取り組む機会を提供する。
「農業の魅力発信コンソーシアム」は、農林水産省の補助事業「農業の魅力発信事業」を活用し、食べチョクやおてつたびなど、農業者と生活者の接点となる企業7社が集結し設立された。ロールモデルとなる農業経営者(生産者)と参加者が農業に関わるプロジェクトを協働で企画するオンラインイベントや、学生の農業体験イベント「食べチョクおてつたび」などを通じて「職業としての農業の魅力」を発信していく。
「食べチョクおてつたび」は、活躍している生産者とおてつたびに登録する地域・農業に関心のある学生をマッチングし、収穫作業や食べチョクの梱包・販売をお手伝いすることで、農業の楽しさを感じてもらうイベント。食べチョクに登録する生産者は、土壌や育て方などにこだわりを持って食材を生産しており、ビジネスとしても成功している人が多い。また、高齢化で働き手不足が深刻化する農業を持続していくためには、農業に挑戦する人や関わる人を増やしていくことが重要となる。
「食べチョクおてつたび」を受け入れる「ベジLIFE!!」の香取代表
学生の農業体験イベント「食べチョクおてつたび」の第一弾は、3月23日と28日に千葉県我孫子市の農園「ベジLIFE!!」で開催。同農園代表の香取岳彦さんは、商社勤務から脱サラし、2016年から農薬を使わない野菜を約150種栽培する農家になった。「農業を憧れの職業に!!」を掲げ、研修生の受け入れ、農業体験やキャリア教育などの活動も行っている。当日は、これまで農業に縁のなかった学生が、活躍する生産者のもとで共に働き農業の大変さや楽しさ、やりがいなど「職業としての農業の魅力」を知ることで、農業をより身近に感じてもらうことを目指す。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 「味に差なく、おいしく食べてほしい」 江藤農相2025年4月24日
-
関税発動で牛肉の注文キャンセルも 米国関税の影響を農水省が分析2025年4月24日
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
【JA人事】JA北オホーツク(北海道)吉田組合長を再任2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
農林中金 ロンコ・インベストメント・マネジメントに資本参画 不動産分野の連携強化2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
棚田の魅力が1枚に「棚田カード」第5弾を発行 農水省2025年4月24日
-
みずほ銀行と食農領域の持続可能な発展に向け戦略的提携 クボタ2025年4月24日
-
【人事異動】兼松(6月1日付)2025年4月24日
-
日本生協連「フェアトレード・ワークプレイス」に登録2025年4月24日
-
旭松食品「高野豆腐を国外へ広める活動」近畿農政局 食の「わ」プログラムで表彰2025年4月24日
-
群馬県渋川市の上州・村の駅「お野菜大放出祭」26日から 9種の詰め放題系イベント開催2025年4月24日
-
JA蒲郡市と市内の飲食店がタッグ 蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日