食品産業の景況 持ち直しの動き-日本公庫調査2022年3月10日
日本政策金融公庫農林水産事業は食品産業の景況調査結果などを3月9日に公表した。
2021(令和3)年下半期の食品産業の景況DIは前回調査から0.1ポイント上昇して▲9.2となった。また、2022(令和4)年上半期は、さらに4.7ポイント上昇し▲4.5となる見通しだ。
製造業と飲食業で上昇。とくに飲食業は2018(平成30)年下半期から続いていたマイナスが今回は14.3とプラスに転じた。
他方、小売業は2020(令和2)年上半期からプラスが続いていたが、今回は大幅に低下し▲19.4となった。
2022年上半期はすべての業種で景況DIは上昇する見通しとなった。とくに飲食業はさらに大幅にプラスが拡大し、26.8となっている。
設備投資DIは6.2となり、新型コロナウイルス感染症拡大前の2019年1月時点の7.0と同水準に回復した。日本公庫では食品産業では景況の持ち直しの動きが続いているとしている。
コロナ禍の影響については「売り上げにマイナスの影響」との回答割合は製造業で低下した、卸売業、小売業、飲食業では大きな変化はなかった。飲食業では9割がマイナスの影響があると回答した。
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