令和3年度浜の活力再生プラン優良事例表彰 受賞者を決定2022年3月11日
漁業所得の向上を図るため全国で実施されている「浜の活力再生プラン」の中で、他の地域の範となる優良な取組に対して表彰を行う「令和3年度浜の活力再生プラン優良事例表彰」の農林水産大臣賞及び水産庁長官賞を決定した。
浜の活力再生プランとは
水産庁は、水産業や漁村地域の再生を図るため漁業者自らが漁業収入向上とコスト削減の具体的な対策に取り組む「浜の活力再生プラン」を推進している。
全国的な取組内容の底上げ等を目的として、漁業所得の向上に関して他の地域の範となる優良な取組を行った地区を表彰している。
令和3年度浜の活力再生プラン優良事例表彰受賞者
PRキャラクター あんこうちゃ太郎
農林水産大臣賞
下関おきそこ地域水産業再生委員会
【山口県】
〇特定第三種漁港である下関漁港の年間水揚量のうち、沖合底びき網漁業の水揚量は4割以上を占める
〇漁業操業支援アプリの活用で漁業者や市場関係者の労働環境が改善。また、生産者、市場関係者、観光関係者、行政等で構成した「下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会」が中心となり、沖合底びき網で漁獲される魚種全般のPR、販路拡大に取り組む
アルミ箱折り畳み魚箱(左)
出荷時の荷姿(氷詰め前)(右)
水産庁長官賞
母島地域水産業再生委員会
【東京都】
〇東京都心から南南東へ約1,000kmの小笠原諸島に位置する母島は、底魚一本釣り漁業によるアカハタ・ハマダイや立縄漁業によるメカジキ・メバチマグロが中心
〇絶海の孤島ゆえ漁獲物の流通にハンディを抱える母島では、漁獲から出荷に至る出荷方法の改善に取り組み、漁獲物の髙鮮度化による魚価向上や水産物の付加価値向上による地産地消の取組を推進
壱岐さわら
壱岐東部地区地域水産業
再生委員会
【長崎県】
〇福岡県と長崎県対馬市の中間地点に位置する壱岐市は、玄界灘の好漁場に恵まれ、サワラ・ブリ・イカ・マグロ等の一本釣り漁業、イシダイ・カワハギ等の刺網漁業のほかウニ・アワビ・サザエ等の採介漁業が営まれる
〇冬季に漁獲され、地区内の漁業生産の約4割を占める重要魚種のサワラの品質向上とブランド化に取り組む
〇冬季に繁忙期を迎えるカキ養殖において、休漁中の海女を雇用、台湾・中国等に販路を開拓
重要な記事
最新の記事
-
路線バスを使おう【消費者の目・花ちゃん】2025年1月11日
-
シンとんぼ(124) -改正食料・農業・農村基本法(10)-2025年1月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (41) 【防除学習帖】第280回2025年1月11日
-
農薬の正しい使い方(14)【今さら聞けない営農情報】第280回2025年1月11日
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日