アジア・モンスーン地域との連携を-FAOアジア・太平洋地域総会2022年3月15日
第36回アジア・太平洋地域総会(閣僚級会合)がオンラインと実会合のハイブリッドで3月10日から11日まで開催された。
議長国はバングラディシュ。アジア・太平洋地域のFAO(国連食糧農業機関)加盟国42カ国、FAO、市民社会代表、民間セクター代表が出席した。
日本からは宮崎雅夫農林水産大臣政務官がビデオステートメント形式で政府代表演説を行った。
宮崎政務官は日本の優先分野について▽イノベーションの推進による生産性の向上と持続可能性の両立、各国・地域の気候風土・食文化をふまえたアプローチの重要性、▽「みどり戦略」の着実な推進と、日本と同じ高温多湿なアジア・モンスーン地域の国々との連携、協力などを発信した。
次回の地域総会は2024年にスリランカで開催することが決まった。
また、現地で開催された閣僚ラウンドテーブルでは新井ゆたか農林水産審議官を含め4名の政府代表パネリストが出席し、コロナ後の強靭でグリーンな農業・食料システムの再構築について演説。日本はFAOとの連携による、より強靭な食料サプライチェーンに向けた行動方針の作成支援、「みどり戦略」の推進、今年10月の世界食料デーに合わせFAOと連携してアジア・太平洋地域の食料システムの変革を目的とするイベントを開催することなどを発信した。
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