農水大臣賞に熊本菊池市のアドバンスの永田代表 全国自給飼料コンクール 草地畜産種子協会2022年3月18日
(一社)日本草地畜産種子協会は3月14日、第8回全国自給飼料生産コンクール受賞者を発表した。
農林水産大臣賞を受賞したのは、熊本県菊池市の飼料生産受託組織である(株)アドバンスの永田浩徳代表取締役。地域の飼料畑の集積を進め、トウモロコシの二期作による高品質自給飼料生産を行い、それを材料とする発酵TMRを供給する大規模自給飼料活用型TMRセンター。
トウモロコシ生産ではICTを活用して二期作栽培を行い、収穫を行うコントラクター組合と連携して高品質なサイレージを調製している。
発酵TMRは乳牛だけでなく、肉牛にも利用され、利用農家の労働負荷軽減と高品質で低価格な飼料供給を実現している。
【農林水産省畜産局長賞】
〈放牧部門〉
北海道滝上町・長屋辰之介氏(酪農経営)
放牧とTMRを組み合わせた持続性に優れる家族農業を実現。
〈飼料生産部門〉
群馬県嬬恋村・横沢宏一氏(酪農経営)
高品質の乾草生産によって粗飼料自給率100%以上を達成。18haの牧草地でワンマンオペレーションによる乾草生産体系を構築。
【日本草地畜産種子協会会長賞】
岡山県笠岡市・農事組合法人干拓コントラ 山中誠代表理事。
干拓地で延べ468haの飼料作を行うコントラクター。都府県型の大型酪農経営における粗飼料供給と環境問題の解決をトウモロコシ二期作の活用でめざす。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 可能な限り早期に供給 JA全農2025年3月17日
-
備蓄米放出でも消えぬ不足感(上) 農水省「消えた米」説に3つの疑問 実は元からなかった?2025年3月17日
-
園芸用殺虫剤「フィールドマスト フロアブル」販売開始 JA全農2025年3月17日
-
産地を応援「メイトー×ニッポンエール フルーツソルベ瀬戸内広島レモン」発売 JA全農2025年3月17日
-
カーリング女子日本代表チームを「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年3月17日
-
選りすぐりのさせぼ温習みかんで果汁100%ジュース コクと甘み、余すところなく JAながさき西海2025年3月17日
-
雪のような白さと深い味わい 自慢のにんにく使った2品 JA十和田おいらせ2025年3月17日
-
香ばしい薫りと広がる梨の甘み 伝統の梨が職人の技でみるくまんじゅうに JAセレサ川崎2025年3月17日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月17日
-
JA共済連 全国本部組織機構を改編2025年3月17日
-
円建劣後ローンによる調達を実施 JA共済連2025年3月17日
-
親子で学ぶ通学路の交通安全 「てぃ先生」とコラボの啓発動画を公開 JA共済連2025年3月17日
-
JA帯広かわにし「十勝川西長いもとろろ」など宇宙日本食5品目がISSに搭載2025年3月17日
-
【今川直人・農協の核心】農産物需給見通しが示す農協の方向(1)2025年3月17日
-
短時間の冠水で出芽率が低下 ダイズ種子の特徴を明らかに 農研機構2025年3月17日
-
甘い味がする新規の香気成分を発見 甘さを感じる仕組みを解明 農研機構2025年3月17日
-
林業用安全装備品の購入費用助成 2025年度を募集 農林中金2025年3月17日
-
「上を向いて、笑おう。御堂筋天国~旬のたよりマルシェ~」開催 農林中金、三井不動産、御堂筋まちづくりネットワーク2025年3月17日
-
投資家向け農業事業「ノーサ」新プラン「しいたけ栽培オーナー」募集開始 クールコネクト2025年3月17日
-
大分県に初のコメリパワー「三重店」29日に新規開店2025年3月17日