香港向け家きん由来製品の輸出再開について(千葉県及び岩手県)2022年3月18日
3月18日に千葉県及び岩手県からの香港向けの家きん由来製品の輸出が再開され、両県からの輸出再開をもって全国からの香港への家きん由来製品輸出が可能となった。
令和3年11月10日の秋田県における高病原性鳥インフルエンザ発生以降、輸出相手国・地域との間で地域主義の適用について協議を行い、主な輸出先である香港やシンガポール当局からは、非発生県からの家きん由来製品の輸出継続が認められた。
高病原性鳥インフルエンザが発生した10県のうち8県について香港当局から清浄性が認められ輸出を再開したが、今般、千葉県及び岩手県についても清浄性が認められ当該県からの家きん由来製品の輸出再開について合意した。
本日から動物検疫所において香港向けの輸出に必要な輸出検疫証明書の交付を再開され、両県からの輸出再開をもって、全国からの香港への家きん由来製品輸出が可能となった。
<2021年1-12月の輸出額>
香港向け鶏肉:9.8億円(鶏肉の総輸出額13.0億円)
香港向け鶏卵:57.3億円(鶏卵の総輸出額58.7億円)
出典:財務省「貿易統計」
<過去の経緯>
令和3年11月10日:日本全国からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和3年11月10日:秋田県以外で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開
令和3年12月5日:千葉県からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和4年2月12日:岩手県からの家きん由来製品の輸出を一時停止
令和4年1月31日:秋田県、兵庫県、熊本県、埼玉県、広島県及び青森県で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開
令和4年3月4日:鹿児島県及び愛媛県で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開
令和4年3月18日:千葉県及び岩手県で生産及び処理された家きん由来製品の香港向け輸出を再開
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