インド向けりんご生果実輸出解禁 22年産収穫以降 農水省2022年3月23日
農林水産省はインドの植物検疫当局との間でこのほど日本産りんご生果実の輸出検疫条件に合意し、輸出が解禁されたと発表した。
インドは同国への侵入を警戒している病害虫(モモシンクイガとナシヒメシンクイ)がわが国で発生していることを理由にこれまで輸入を禁止してきたが、農水省は産地からの要望をふまえてインド当局と技術的協議を重ねてきた。
その結果、植物検疫条件に合意し、2022年産の収穫シーズン以降に条件を満たす日本産りんごの輸出ができることになった。
おもな検疫条件は▽登録生産園地での栽培、▽登録選果こん包施設での選果・こん包、▽消毒処理(登録処理施設での低温処理、または臭化メチルくん蒸)、▽インド側検査官による査察(原則年1回)、▽輸出検査の実施(日本の植物検疫官による病害虫の付着がないことの確認と植物検疫証明書の発給)。
2021年のりんごの輸出額は162億円で前年より50%増加した。輸出先は台湾、香港、タイのほか、ベトナム、シンガポール、インドネシアなど。国は2025年の輸出目標額を177億円としている。
重要な記事
最新の記事
-
備蓄米 可能な限り早期に供給 JA全農2025年3月17日
-
備蓄米放出でも消えぬ不足感(上) 農水省「消えた米」説に3つの疑問 実は元からなかった?2025年3月17日
-
園芸用殺虫剤「フィールドマスト フロアブル」販売開始 JA全農2025年3月17日
-
産地を応援「メイトー×ニッポンエール フルーツソルベ瀬戸内広島レモン」発売 JA全農2025年3月17日
-
カーリング女子日本代表チームを「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年3月17日
-
選りすぐりのさせぼ温習みかんで果汁100%ジュース コクと甘み、余すところなく JAながさき西海2025年3月17日
-
雪のような白さと深い味わい 自慢のにんにく使った2品 JA十和田おいらせ2025年3月17日
-
香ばしい薫りと広がる梨の甘み 伝統の梨が職人の技でみるくまんじゅうに JAセレサ川崎2025年3月17日
-
【人事異動】JA共済連(4月1日付)2025年3月17日
-
JA共済連 全国本部組織機構を改編2025年3月17日
-
円建劣後ローンによる調達を実施 JA共済連2025年3月17日
-
親子で学ぶ通学路の交通安全 「てぃ先生」とコラボの啓発動画を公開 JA共済連2025年3月17日
-
JA帯広かわにし「十勝川西長いもとろろ」など宇宙日本食5品目がISSに搭載2025年3月17日
-
【今川直人・農協の核心】農産物需給見通しが示す農協の方向(1)2025年3月17日
-
短時間の冠水で出芽率が低下 ダイズ種子の特徴を明らかに 農研機構2025年3月17日
-
甘い味がする新規の香気成分を発見 甘さを感じる仕組みを解明 農研機構2025年3月17日
-
林業用安全装備品の購入費用助成 2025年度を募集 農林中金2025年3月17日
-
「上を向いて、笑おう。御堂筋天国~旬のたよりマルシェ~」開催 農林中金、三井不動産、御堂筋まちづくりネットワーク2025年3月17日
-
投資家向け農業事業「ノーサ」新プラン「しいたけ栽培オーナー」募集開始 クールコネクト2025年3月17日
-
大分県に初のコメリパワー「三重店」29日に新規開店2025年3月17日