牛乳・乳製品の利用呼びかけ JA全中 中家会長2022年4月8日
JA全中の中家徹会長はホルスタイン柄のオリジナル名刺を作り、牛乳・乳製品の利用を呼びかける。生乳の生産量が拡大する時期だが、大型連休をひかえ需給緩和が続き酪農家は不安を募らせている。酪農への理解を広めることも求められる。
中家会長ら全中常勤役員と、ホルスタイン柄の名刺
中家会長は4月7日の定例会見で、年度末の生乳廃棄を回避することはできたとしながら「春は生乳生産が好調となる時期で酪農業界にとって非常に喜ばしい時期だが、いまだ需給は緩和状況にある。学校給食がなくなる大型連休をひかえるなか、生産者の不安は尽きない」と訴えた。
Jミルクが同日発表した需給短信によると3月28日の週の牛乳類の販売量は前週からほぼ横ばいで、牛乳類トータルの販売個数は前年比で93.2%となった。
春休みの生乳廃棄の回避できたが、家庭内需要の低迷はいまだ続いている。生乳生産量が増える時期であり、Jミルクは「日々予断を許さない状況」だとする。
懸念払拭には、家庭内の飲用需要の底上げが必要不可欠であり、業界全体で継続的な需要拡大による牛乳乳製品の消費機運を高めることが重要となる。
JA全農は昨年末に開発して生乳50%以上使用の「ミルクティー」に続き、生乳と北海道産てん菜糖も使用した「カフェオレ」を発売し、生乳利用を広める。
中家会長は「今後も中央酪農会議や日本生協連など関係機関と連携し、消費者に牛乳乳製品を選んでもらえるよう取り組みを進めていく」と話した。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日
-
「野菜ソムリエサミット」7月度「青果部門」最高金賞2品など発表 日本野菜ソムリエ協会2024年7月16日