農林水産業・食品産業が対象「第10回ロボット大賞」募集開始 農水省2022年4月12日
農林水産省は4月11日、日本機械工業連合会、経済産業省その他関係省庁と連携し、「第10回ロボット大賞」の募集を開始。農林水産分野・食品産業分野等で特に優秀であると認められるものに、農林水産大臣賞などが授与される。
「第9回ロボット対大賞」で農林水産大臣賞を受賞した
「自動野菜収穫ロボットとRaaSモデルによる次世代農業パートナーシップ」(アスパラガス収穫ロボット)
「ロボット大賞」は、日本のロボット技術の革新と用途拡大と需要を喚起するため、市場創出への貢献度や期待度が高いロボット等を表彰する制度。
「第10回ロボット大賞」では、農林水産業・食品産業分野を含む各分野で、農林水産大臣賞を含む6つの大臣賞等を授与する。
募集は、以下の7部門、6分野。
◎募集対象
<部門>
(1)ビジネス・社会実装部門
ロボットに関連するビジネスモデル又は各分野における社会実装に向けた取組
(2)ロボット応用システム部門
実用に供しているロボットを応用したシステム又はシステムインテグレーション
(3)ロボット部門
実用に供しているロボット本体
(4)要素技術部門
ロボットの一部を構成する部品、材料、その他のロボットの要素技術
(5)高度ICT基盤技術部門
ロボット利活用を支える情報通信及び情報処理等の高度ICT基盤技術(IoT、AI、5G等を含む)
(6)研究開発部門
ロボットに関連する特に将来性のある研究開発の成果
(7)人材育成部門
ロボット分野における人材を育成するための取組又は教材等
<分野>
(1)ものづくり分野
機械、部品、素材等製品となる物品を製造するのに係る分野
(2)サービス分野
公共施設・工場・事務所・店舗・家庭等で警備、掃除、配膳等のサービスを提供するのに係る分野
(3)ICT利活用分野
ロボット利活用が関わる地域課題解決やICT利活用に係る分野
(4)介護・医療・健康分野
介護、医療、障害福祉、健康等におけるロボットの利活用推進に係る分野
(5)社会インフラ・災害対応・消防分野
社会インフラの建設・メンテナンス、災害現場の調査・応急復旧、消防等に係る分野
(6)農林水産業・食品産業分野
農林水産業、食品産業分野における生産性向上、省力化等に係る分野
◎表彰
応募のあったロボット等について、一次審査(書類審査)と二次審査(現地調査及びプレゼンテーション審査)を行い、次の各賞の受賞対象を決定する。
(1)大臣賞
経済産業大臣賞
総務大臣賞
文部科学大臣賞
厚生労働大臣賞
農林水産大臣賞
国土交通大臣賞
(2)中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)
(3)日本機械工業連合会会長賞
(4)優秀賞(各部門及び各分野から選出)
(5)審査員特別賞
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