災害への備えを 単身者向けの食品ストックガイド作成 農水省2022年4月15日
就職や転勤などで一人暮らしを始める人が多くなる4月に合わせて、農水省は、災害時に備えた単身者向けの「食品ストックガイド」を作成し、WEBサイトでの公開を始めた。
食品ストックガイドのWEBサイトでは、特に災害への備えを忘れがちな一人暮らしの人のために、なぜ食品の家庭備蓄が必要なのかをはじめ、どのように始め、収納をどうしたらいいかなどをイラストなどを使って紹介している。この中では、災害時に公的な支援が届くのは4日目以降になるとして、ふだん買っている食品を少し多めに、まずは3日分、ストックすることを勧めている。
特に1人1日約3lが必要とされる水のストックが重要であることを強調しているのをはじめ、パックごはんやカップ麺、レトルト食品など、ストックに適した食品などについて、ストックの仕方や賞味期限なども含めて紹介している。
さらに少し多めに買いおきした食品については、賞味期限が古いものから消費し、その分を買い足す、「ローリングストック」を習慣化してほしいと勧めている。
同省政策課食料安全保障室は「家族といるときに備蓄を気にしても、単身生活になると忘れがちなので、特に新たに一人暮らしを始めた人はガイドを参考にして食品のストックを考えていただきたい」と話している。
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