鳥インフルエンザ警戒を 秋田県で国内22例目2022年4月19日
農林水産省は4月19日、秋田県で今シーズン国内22例目となる高病原性鳥インフルエンザの擬似患畜が確認されたと発表した。
秋田県大仙市の採卵鶏農場で約400羽を飼養している。
18日に農場から死亡羽数が増加しているとの通報を受け、簡易検査の結果、陽性と判明した。19日に遺伝子検査を実施した結果、擬似患畜と確認された。
農林水産省は鳥インフルエンザ防疫対策本部を持ち回りで開催して防疫措置を決定する。
今シーズンの高病原性鳥インフルエンザは、2021年11月10日に秋田県横手市で1例目が確認された。今回で県内2例目となる。
4月に入ってからも青森、北海道で発生が続いている。金子農相は北海道白老町で国内20例目が確認された16日の対策本部で「シーズンは終了していない。どこで発生してもおかしくない状況」と強調した。現場での飼養衛生管理の徹底が求められている。
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