雇用就農資金 第1回募集を開始 農水省2022年4月19日
農林水産省は49歳以下の就農希望者を新たなに雇用する農業法人を支援する「雇用就農資金」の第1回募集を開始した。
雇用就農資金のうち、雇用就農者育成・独立支援タイプは、農業法人が就農希望者を雇用し、当該農業法人での農業就業や、または独立して就農をめざす場合に必要な技術・経営ノウハウなどを習得するための研修に対して資金を助成する。
年間最大で60万円が助成され、期間は最長で2年間。
また、農業法人が新たな法人を設立して独立就農をめざす就農希望者を一定期間雇用し、独立に必要な技術や経営ノウハウを習得させるための研修実施に対して資金を資金する新法人設立支援タイプがある。
こちらは年間最大120万円を助成。最長4年間で3年目以降は年間最大で60万円に引き下げられる。
両タイプとも新規雇用就農者の増加分が対象。また、新規就農者が障害者、生活困窮者、刑務所出所者などの場合は年間最大15万円を加算する。
今年7月からの事業開始を希望する農業法人等を対象に4月15日から5月16日まで募集している。
このほか、農業法人が自らの職員を次世代の経営者として育成していくため、国内外の先進的な農業法人や異業種の法人に派遣して研修を受けさせる場合を支援する「次世代経営者育成タイプ」にの雇用就農資金は、4月下旬から募集開始予定となっている。
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