群馬県で豚熱を確認 国内81例目2022年5月11日
群馬県は5月10日に豚熱の患畜が確認されたと発表した。国内では81例目。農林水産省はこれを受け「豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開き、防疫対策を確認した。
農場は桐生市内にあり豚約5500頭を飼養していた。9日に飼養豚の死亡頭数が増加しているとの報告を受け、県が病性鑑定を実施したところ豚熱が疑われたため、10日に農研機構で精密検査を実施、患畜であることが判明した。
農場での殺処分や埋却など必要な防疫措置を実施するとともに、農水省は国の疫学チームを派遣するほか、農場の消毒、野生動物の侵入防止など飼養衛生管理基準の遵守など、養豚農場などへの指導を徹底する。
群馬県では7例目。6例目(国内80例目)は、4月22日に太田市の農場で発生が確認された。防疫措置は5月1日に完了している。
群馬県内の養豚場はワクチンを接種しているため移動制限区域(半径3km以内)と搬出制限区域(3~10km以内)の設定はしない。
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