みかん 2021(令和3)年収穫量 令和元年並みの74万9000t2022年5月19日
農林水産省は5月18日、2021(令和3)年産のみかんの収穫量などを公表した。
結果樹面積は3万7000haで前年産に比べ800ha(2%)減少した。みかんには表年と裏年が交互にあるため、2019(令和元)年と比べると1700ha(4%)減少した。高齢化による労働力不足にともなう廃園があったことなどが要因。
ただ、収穫量は74万9000tで2019年並みとなり、出荷量は67万6900tで2019年と比べると8500t(1%)増加した。収穫量は早生温州が約6割を占めている。
10a当たり収穫量は2020kgで2019年産にくらべると90kg(5%)上回った。静岡県、熊本県で8月の降雨で肥大が良かったことなどが要因。
都道府県別の収穫量割合は和歌山県20%、愛媛県17%、静岡県13%、熊本県12%、長崎県が7%。この5県で全国の約7割を占める。
みかんの1世帯当たりの年間購入数量は2018年9.9kg、2019年9.3kg、2020年10.1kg、2021年9.4kgと表年(2018年、2020年)と裏年でくらべるとほぼ横ばいとなっている。
2021年の1世帯当たりの支出金額は4309円だった。
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