生産量日本一「砂丘らっきょう」提供のフェア 6月1日から開催 鳥取県2022年5月20日
鳥取県では5月20日、砂丘地を利用して栽培される「らっきょう」が全国に向けて出荷が始まる。これに合わせて、東京新橋にあるアンテナショッププ「とっとり・おかやま新橋館」で、様々な"らっきょうメニュー"が堪能できる「ようけ食べてけ!~鳥取らっきょうグルメフェア~」を6月1日から開催。地元ならではの味や、ここでしか食べられないオリジナルメニューが楽しめる。
鳥取県は、一年を通して魚介や果物お米など美味しい食材の宝庫。その土壌を活かして栽培される「らっきょう」は、一説によると、江戸時代からが栽培されてきた。水の少ない砂丘地でも栽培できる作物として、作付けが増え、今では全国一の生産量を誇る鳥取県を代表する特産品の一つとなり、GI認証(地理的表示保護制度)を受けている。
鳥取県の特産品を贅沢に使ったスペシャルメニュー「らっきょう・とうふちくわのチャーハン」
「砂丘らっきょう」ブランドとして有名な鳥取市福部町をはじめ、鳥取県中部の北栄町などで栽培が盛んで、大玉で細長いかたちが特徴的な「らくだ系」と呼ばれる品種を中心に栽培されている。茎と根を切り落として塩水で芽止め処理をした「洗い」か、葉を切り低温乾燥させた「根付き」の状態で全国へ出荷される。鳥取県内のスーパーにも、この時期「洗い」や「根付き」のらっきょうが店頭に並び、家庭でも自家製のらっきょう漬けが作られ、初夏の風物詩となっている。
アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」の2階にあるレストランももてなし家では6月1日~30日、「ようけ食べてけ!~鳥取らっきょうグルメフェア~」を開催。期間中は、砂丘らっきょう農家で普段食卓にあがるオリジナルのらっきょうレシピを8種提供する。切り口にも驚きのある、ゴロリと丸ごとらっきょうが入った春巻きや、鳥取ならではのらっきょう漬けの食べ比べも楽しめる。また、らっきょうサワーやアイスクリームまで、らっきょうの新境地を開く"らっきょうグルメ"が勢ぞろいする。
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