「農業の魅力発信コンソーシアム」にJALとANAあきんどが新規参入2022年6月10日
農林水産省の補助事業「農業の魅力発信コンソーシアム」に新たに日本航空とANAあきんどが新規参入し、参加企業が合計9社となった。同コンソーシアムは、農業の後継者不足という課題に対し、ロールモデルとなる全国の生産者の魅力を伝えていくことで農業に関心を持つ若手を増やしていくことを目的として活動しており、設立から約3か月で情報を発信する生産者が100人を突破した。
農業の魅力発信コンソーシアムは、農林水産省の補助事業「農業の魅力発信事業」を活用し、食べチョクやおてつたびなど生産者と生活者の接点となる企業7社が集結して設立。同コンソーシアムでは、ロールモデルとなる生産者の情報発信や、生産者と参加者が農業に関わるプロジェクトを協働で企画するオンラインイベント、学生の農業体験イベント「食べチョクおてつたび」などを通じて「職業としての農業の魅力」を発信している。
設立から約3か月で選出したロールモデルとなる生産者は100人を突破。航空会社としてのノウハウやネットワークを生かした地方創生事業を展開している両社が新たに加わることで、より一層発信を強化していく。
◎参画企業
<新規参画企業2社>
日本航空:航空運送業を通じ人流や商流・物流における新たな流動の創出を通じた地域活性化に取り組む。
ANAあきんど:「航空セールス事業」に加え、「三方よし」を実現する会社として新たに「地域創生事業」にも事業を拡大。
<これまでの参画企業7社>
おてつたび:農業バイトと旅を掛け合わせたマッチングサイト『おてつたび』を運営
ビビッドガーデン:産直通販サイト『食べチョク』を運営
第一プログレス:移住雑誌『TURNS』を発行
マイナビ:『マイナビ学生の窓口』・『マイナビ農業』等を運営
フルハウス:総合PR会社
マイファーム:農業学校『アグリイノベーション大学校』等を運営
YUIME:一次産業の課題解決プラットフォーム『YUIME Japan』等を運営
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