オーガニックビレッジ 取組み51市町村公表 28日にセミナーを開催 農水省2022年6月17日
農林水産省は6月17日、同省ホームページにオーガニックビレッジ事業に取り組む市町村の公表を開始した。取組み事例を共有する自治体向けのセミナーを28日にオンラインで開催する。
みどりの食料システム戦略では、地域ぐるみで有機農業に取り組む「オーガニックビレッジ」を2025までに100市町村で創出することにしており、農林水産省はみどりの食料システム戦略交付金で支援する。
オーガニックビレッジとは、有機農業の生産から消費まで、生産者だけでなく事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取組みを進める市町村のこと。
有機農業の拡大に向けて
「有機農業実施計画」の検討を行いながら、試行的に有機農業の生産、流通、加工、消費の取組みを行い、実施計画がまとまったら「オーガニックビレッジ宣言」をし、計画の実現をめざす。
17日に公表されたのは全国で51市町村。
6月28日には自治体向けのオーガニックセミナーをオンラインで開催し、各地の事例を共有する。
金子農相は「有機農業に取り組む市町村を応援するとともに、先進的なモデル地域を順次作り出し、横展開をしていきたい」と話した。
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