高病原性鳥インフルエンザ 清浄化宣言 農水省発表2022年8月1日
農林水産省は、このほど国際獣疫事務局(ОIE)に提出した高病原性鳥インフルエンザの清浄化宣言がОIEのウェブサイトに掲載されたと発表した。
2021(令和3)年11月に秋田県の農場で発生した高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型、H5N8亜型)は、2022(令和4)年5月に25例目が北海道で確認され、5月15日までにすべての防疫措置が完了した。
それ以来、新たな発生が確認されなかったことから、農水省はОIEの規定に基づき高病原性鳥インフルエンザの清浄化宣言を提出した。宣言は6月13日を開始日としてОIEのウェブサイトに掲載された。
昨年は6月30日付けで清浄化宣言が掲載されたが、11月にシーズン第一例の発生が確認された。昨シーズンは欧州やアジアでも続発し、世界では6月以降も発生が確認されている地域があるという。
農水省は、農場を始め関係者に引き続き、飼養衛生管理の徹底や、早期発見、早期通報のため監視の強化に万全を期してほしいと呼びかけている。
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