耕地利用率91.4% 前年より0.1ポイント上昇 農水省2022年9月8日
農林水産省は8月31日、2021(令和3)年の農作物作付(栽培)延べ面積と耕地利用率を公表した。
田畑計の作付延べ面積は397万7000haで前年並みとなった。
水稲が140万3000ha(35%)、麦類(子実用)が28万3000ha(7%)、大豆(乾燥子実)が14万6200ha(4%)、そば(乾燥子実)6万5500ha(2%)、その他作物(飼料作物、野菜等)が207万7000ha(52%)となっている。
田畑計の耕地利用率は91.4%で前年に比べ0.1ポイント上昇した。現在の基本計画では2022年の耕地利用率を104%に引き上げることを目標としている。
田畑別にみると、田の作付延べ面積は220万haで前年並み。耕地利用率は93.0%で前年に比べ0.1ポイント上昇した。
畑の作付延べ面積は177万7000haで前年並み。耕地利用率は89.6%で前年に比べ0.2ポイント上昇した。
作付延べ面積が前年より増えたのは4道県。
北海道は、麦、大豆、野菜などが増えて前年より4000ha増。耕地利用率は0.3ポイント増の99.1%となった。
福島県は、そば、野菜などのその他作物が増えて300ha増。耕地利用率は0.8ポイント増の76.7%となった。
佐賀県は麦、大豆、その他作物が増えて200ha増。耕地利用率は1.2ポイント増の133.7%となった。
沖縄県は野菜などその他作物が増えて700ha増。耕地利用率は3.1ポイント増の87.7%となった。
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