「雇用就農資金」 第3回目の募集開始 農水省2022年10月27日
農林水産省は10月26日から「雇用就農資金」の第3回目の募集を行っている。
「雇用就農資金」は、雇用就農者を確保、育成するため49歳以下の就農希望者を新たに雇用する農業法人などに資金を助成する事業。事業実施主体は全国農業会議所(全国新規就農相談センター)。今回は来年2月の事業開始分が対象で今年度最後の募集となる。
雇用就農資金には2タイプある。
雇用就農者育成・独立支援タイプは、農業法人などが就農希望者を雇用し、農業就業や独立就農に必要な技術、経営ノウハウを習得するための研修に対して資金を助成する。年間最大60万円で最長4年間。
新法人設立支援タイプは、新たな農業法人を設立して独立就農することをめざす就農希望者を一定期間雇用し、独立就農に必要な技術・経営ノウハウを習得するための研修を実施する場合に資金を助成する。年間最大120万円、最長4年間。ただし、3年目以降は年間最大60万円となる。
両タイプとも新規雇用就農者の増加分が支援対象となる。また、障がい者、生活困窮者、刑務所出所者等の場合は、年間最大15万円を加算する。
募集期間は2022年10月26日から12月1日まで。
問い合わせは各都道府県の農業会議など。
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