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アドベンチャーワールドで鳥インフル疑い 死亡のアヒルが陽性反応 国内8例目2022年11月11日

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和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで飼育していたアヒルが高病原性鳥インフルエンザに感染している疑いのある疑似患畜と確認され、同施設は11日を臨時休園とすると発表した。今シーズン国内での高病原性鳥インフルエンザの確認は8例目。

和歌山県などによると、11月10日に同施設の広場でアヒルが死んでいるとの通報があり、簡易検査の結果、陽性と確認された。11日にPCR検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。

同施設では、家畜伝染病予防法の対象となる家きんとして、アヒルをはじめガチョウやダチョウ、エミューの計63羽が飼育されており、処分の対象とされる。ほかのフラミンゴやオウムなどは対象とされないため、県などの指導を踏まえて同施設で経過観察を続ける。

鳥インフルエンザの疑似患畜の確認を受けて同施設は、11日を臨時休園とした。12日以降の営業については、行政機関の指導などを踏まえて判断することにしている。

和歌山県は同施設への指導や周辺の消毒ポイントの設定など防疫措置を進めている。県によると、同施設から半径3㎞以内の移動制限区域内には農場はないが、3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には1戸の農場があり約4500羽の採卵鳥が飼養されているという。

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