鳥インフル 兵庫県たつの市で国内9例目を確認2022年11月14日
農林水産省は11月13日、兵庫県たつの市の農場で今シーズン国内9例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。
農水省によると、鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたのは兵庫県たつの市の採卵鶏の家きん農場で、飼養羽数は約4万4000羽。
11月12日に同農場から死亡羽数が増加しているとの通報を受けて兵庫県が簡易検査したところ陽性となり、13日、改めて遺伝子検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。
この結果を受けて、同県は鳥インフルエンザ対策本部を設置し、発生農場での殺処分や周辺の移動制限区域などの設定などの防疫措置を進めている。また、家きん飼養者と養鶏関係者に向けたリーフレットを作成し、防鳥ネットの設置や修繕、家きん舎周辺の消毒などを徹底するよう求めている。
兵庫県によると、農場から半径3㎞以内の移動制限区域内に農場はないが、3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には23農場があり、約9万羽が飼養されているという。
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