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鳥インフル 鹿児島県出水市で国内10例目 九州では今シーズン初めて2022年11月18日

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農林水産省は11月18日、鹿児島県出水市の家きん農場で、今シーズン国内10例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。今シーズン、九州の養鶏場で確認されたのは初めて。

農水省によると、鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたのは鹿児島県出水市の採卵鶏の農場で、飼養羽数は約12万羽。

11月17日、同農場から鶏の死亡数が増加しているとの通報を受けて鹿児島県が簡易検査したところ陽性となり、18日、改めて遺伝子検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。
この結果を受けて、発生農場での殺処分や移動制限区域の設定などの防疫措置を進めている。

鹿児島県によると、農場から半径3㎞以内の移動制限区域内には22農場があり、約81万羽が飼養されている。3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には85農場があり、約428万羽が飼養されているという。

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