佐賀県武雄市で鳥インフルエンザ確認 佐賀県では5年ぶり2022年12月6日
農水省は12月6日、佐賀県武雄市の家きん農場で、今シーズン国内26例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。佐賀県の農場で鳥インフルエンザが確認されたのは約5年ぶり。
農水省によると、鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたのは武雄市の採卵鶏の養鶏場で、飼養羽数は約3万羽。
12月5日、佐賀県が同農場から鶏の死亡数が増加しているとの通報を受けて簡易検査したところ陽性となり、6日、改めて遺伝子検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。
佐賀県での鳥インフルエンザの確認は2017年2月以来、約5年ぶり。
佐賀県によると、県内では今回の農場を中心とする半径3km以内の移動制限区域内に2農場あり約9000羽が飼養されており、3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には14農場があり、約40万羽が飼養されている。
また、長崎県の一部も搬出制限区域に含まれ、区域内で2農場と1施設で合わせて829羽が飼養されている。
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