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「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.山梨」開催 農水省2023年1月16日

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農林水産省は年1月22日、日本の「食」が抱える課題やめざす未来について考えるきっかけとするイベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.山梨」を、山梨県八ヶ岳南麓の旧北杜市立高根北小学校で開催。消費者と生産者・事業者が出会い、交わることで、日本の「食」が抱える課題や目指す未来について考える。

農水省は、これからの日本の食を確かなものとするため、消費者と農林漁業者、食品事業者が交わり、「食と農」への新たな気づきや発見を通して、意識と行動を変えるためのきっかけ作りをめざしている。

今回、イベントが開かれる八ヶ岳南麓の北杜市は、大消費地から近い立地条件にあり、日本一長い日照時間、清らかで豊富な水資源など、豊かな自然環境に恵まれている。会場の旧高根北小学校跡では、地元生産者・食品事業者、生産現場を体験したZ世代の若者などが、北杜市と農業の魅力などを語り合うイベントを「授業形式」で開催する。

また、北杜市で農業を行っている俳優の工藤阿須加氏がゲストとして参加。トークセッション「北杜市と農業に魅せられて」で、北杜市での「半農半X」の生活や農業の魅力・こだわりなどを、工藤氏の農業研修先である地元農業者のファーマン井上農場の井上能孝氏とともに語る。

<プログラム概要>
■トークセッション「北杜市と農業に魅せられて」(10時55分~11時20分)

■1限目「有機農業・新規就農・半農半X」(11時20分~12時10分)
有機農業や移住新規就農の生産者、Z世代の若者をパネラーとして、北杜市と農業の魅力、体験を通じた学びや気づきについてディスカッション。

■給食の時間「地域食材を活用した八ヶ岳地産地消カレー」(12時10分~12時40分)
「カレーの日」の1月22日に、北杜市の食材を活用した「八ヶ岳地産地消カレー」の試食(数量限定のため先着順)。

■2限目「ジビエ・害獣駆除」~八ヶ岳ジビエの取組~(12時40分~13時20分)
単に捕獲するのではなく、頂いた命を無駄なく美味しい肉に仕上げることまで念頭に置いた八ケ岳ジビエの取組や山梨県の獣害対策に関する発表とディスカッション。

■3限目「酒・地域連携」~山梨銘醸の取組~(13時30分~14時10分)
日本酒造りで重要な水を維持するために地域との関係性を重視する山梨銘醸の取組に関する発表及びディスカッション。

■4限目「内水面漁業・農福連携」~富士ジネンテックファーム・シミックウエルの取組~(14時20分~15時分)
八ケ岳の湧水を利用し、地元の葡萄粕をエサとして活用したブランド鱒養殖や、障がい者支援としての農福連携に関する取組の発表及びディスカッション。

■5限目「ビール・肥料」~宇宙カンパニーの取組~(15時10分~15時50分)
アメリカ西海岸のクラフトビール文化に影響を受けた宇宙カンパニーがホップの自家栽培まで手掛けたビール造り、更にはビールの搾りかすの肥料への活用などの地域連携の取組発表及びディスカッション。

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