「興居島レモン」まつやま農林水産物ブランドに認定 愛媛県松山市2023年1月17日
愛媛県松山市のまつやま農林水産物ブランド化推進協議会は1月13日、「興居島レモン」を、まつやま農林水産物ブランドの11品目として認定。まつやま農林水産物ブランドの柑橘としては、「紅まどんな」「せとか」「カラマンダリン」に続く4品種目となる。
まつやま農林水産物ブランドに認定された「興居島レモン」
松山市の北西の沖合に位置する興居島(ごごしま)では、瀬戸内ならではの温暖な気候と水はけの良い土壌を生かしてレモンを栽培している。レモンは他の柑橘に比べ乾燥に敏感なことから、園地での水やり時期の目印として、昔から多くの農家が所有園地に1本ずつレモンの木を植えていた。JA松山市では、国産レモンの需要の高まりを追い風に、令和元年度に、興居島レモン部会を設立し、出荷の取扱要領を定め厳しい品質管理を行なっている。
「興居島レモン」は、みずみずしく、酸味と一緒に甘みも感じられるレモン。3等級(秀・優・良)を、重量・大きさによる6階級(3L、2L、L、M、S、2S)に分類し、厳格な検査と評価により品質が安定しているため、市場関係者から評価が高い。国産レモンの流通量が減少する4月に、安全・安心な国産レモンとして出荷される。
まつやま農林水産物ブランドは、生産者の商品に対する「想い」が強く込められた、高品質で安全・安心な松山産の農林水産物および加工品としてまつやま農林水産物ブランド化推進協議会が認定している。
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