1月-3月期も追加対策を 飼料高騰で岸田首相が指示2023年1月25日
政府の物価・賃金・生活総合対策本部が1月24日に開かれ、野村農相は飼料価格高騰の現状などを報告した。報告を受けて岸田首相は1月-3月期も追加対策を講じるよう指示した。
配合飼料価格は今年度第3四半期(22年10月~12月)は1トン10万1000円を超える水準となり、配合飼料価格安定制度による基金から1トン当たり8000円程度の補てんがされた。そのほか、緊急対策としてコスト縮減の取り組みを前提に1トン当たり6750円の特別補てんを実施した。
会合で野村農相は「配合飼料価格の高止まりによる畜産経営の圧迫が見込まれ対策を講じないと畜産物価格の高騰を招く恐れがある」と報告したうえで「第3四半期の緊急対策を継続していくことで飼料コストを抑制していく必要があると考えている」と述べた。
これを受けて岸田首相は、昨年10月-12月期の対策を継続して、1月から3月期についても配合飼料コストを抑制する追加対策を講じるよう指示した。
農水省によると第4四半期の配合飼料価格は前期比1000円近く下がる見込みだが、前期とほぼ同水準で生産者の負担の厳しさは変わらない。基金による補てんが発動されるかも不透明で第3四半期
の特別対策の継続することを基本に「早急に検討する」としている。
要件についても前期対策を基本に検討するという。
重要な記事
最新の記事
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日
-
幼稚園・保育園など996施設に「よみきかせ絵本」寄贈 コープみらい2024年11月25日