新潟県胎内市で鳥インフルエンザ確認 新潟県で今シーズン5例目 同市で2週連続2023年3月13日
農林水産省は3月12日、新潟県胎内市の養鶏場で、今シーズン国内79例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。同市では今月6日にも近くの養鶏場で鳥インフルエンザが確認されている。
農水省によると、鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたのは、新潟県胎内市の採卵鶏の農場で、飼養羽数は約33万羽。
3月11日、同農場から鶏に異状がみられるとの通報を受けて新潟県が簡易検査したところ陽性となり、12日、改めて遺伝子検査を行った結果、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜と確認された。
新潟県で鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン5例目。胎内市では今月6日にも別の養鶏場で鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されており、今回の農場は半径3㎞以内の移動制限区域内にあったという。
新潟県によると、今回の農場の移動制限区域内で養鶏場はほかに1農場ある。3㎞~10㎞以内の搬出制限区域内には10農場あり、約66万羽が飼養されているという。
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