化学肥料・農薬を一切使用しない「おかやま有機無農薬農産物」を拡大 岡山県 みどり戦略基本計画2023年4月6日
岡山県はみどり戦略基本計画を3月17日に公表した。化学肥料と天敵を除き農薬を一切使用しない「おかやま有機無農薬農産物」の取り組み拡大などを柱にしている。
おかやま有機無農薬農産物認証マーク
計画は県内全27市町村とともに作成した。
岡山県では1988年から全国に先駆けて有機無農薬農業推進要綱を策定し有機農業の振興を図ってきた。
基本計画では国際水準以上の有機農業の面積を2020年の119haから30年度に300haに拡大する目標を掲げた。
このうち有機JAS規格を満たしたうえで、化学肥料と天敵を除いて農薬を一切使用しない県独自の規格「おかやま有機無農薬農産物」の取り組み面積を2020年度54haから30年度に135haへと拡大する。
また、土づくりと化学肥料、化学農薬の使用削減を一体的に行う取り組みを進める。
温室効果ガスの排出量削減では水田の長期中干しや、収穫後の耕うん、農業機械の省エネルギー化、電動化の取り組みなどを進める。
県は有機農産物・加工品の販売機会を増やすため、事業者と有機農業者、農業団体との意見交換や商談を支援するほか、卸売市場、インショップ、直売所など多様な売り場が確保、拡大されるよう働きかける。
とくに「おかやま有機無農薬農産物」については、関心の高い消費者に提供できるよう、一定の要件を備えた小売店や料理店などを取扱い店に指定し、身近に購入、消費できる環境づくりを進める。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日
-
「野菜ソムリエサミット」7月度「青果部門」最高金賞2品など発表 日本野菜ソムリエ協会2024年7月16日
-
「幻の卵屋さん」本駒込に常設店オープン 日本たまごかけごはん研究所2024年7月16日
-
地元の食材を使ったスクールランチが累計20万食に コープさっぽろ2024年7月16日