埼玉県産青果物をアピール 大田市場で大野知事がトップセールス実施2023年4月24日
埼玉県は4月21日、東京都中央卸売市場 大田市場で大野元裕知事によるトップセールスを実施。大野知事は、JA全農埼玉県本部運営委員会の坂本富雄会長ら関係者とともに同市場の青果棟を訪れ、セリ場で買参人に向けて、新鮮でおいしい埼玉県産春野菜のPR活動を行った。
青果物の取扱が日本一の規模を誇る大田市場は、埼玉県産野菜の最大の取引先でもある。当日は、セリが行なわれる青果棟を訪問した大野知事と坂本会長が午前6時35分からの約30分間にわたって、埼玉県産春野菜をアピールするとともに、買参人に直接、埼玉県産野菜のきゅうり、こまつなを配布した。
また、ねぎ、ほうれんそうや埼玉県が育成したオリジナルいちご品種「あまりん」などの埼玉県産野菜を展示した。
埼玉県の大野知事が初めて大田市場でトップセールス
大野知事は「"あまりん"をはじめとする埼玉県産いちごは、日本野菜ソムリエ協会の『全国いちご選手権』で各賞を受賞し、日本で初めての『プレミアムいちご県』になった。美味しい野菜を供給したいと考えているが、コロナ禍でなかなか消費者に伝わらない状況で、野菜・果物のプロからご紹介いただくことが不可欠。みなさまの期待に応えられるよう美味しい青果物を作っていくので、是非、埼玉県産野菜を全国の消費者にお届けいただきたい」と伝えた。
また、坂本会長は「埼玉県は肥沃な土地と恵まれた気候条件により、きゅうり、ブロッコリーをはじめ、かぶ、こまつな、トマトなど数多くの野菜を生産。また、『近いがうまい埼玉産』、『暮らしのとなりが産地です』を合言葉に、消費地に近い産地であることを活かし、新鮮で美味しい青果物の供給に努めている」と述べた。また、燃油・資材価格の過去に例をみない高騰に経営が圧迫される生産現場の実情を伝え、生産者が営農を継続し、新鮮で美味しい農産物を安定的に供給できるよう適正な価格形成に協力を求めた。
埼玉県をあげて県産農産物をアピールした(21日、大田市場)
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