野菜の消費拡大へ「漬物で野菜を食べよう!」取り組み開始 農水省2023年4月27日
農林水産省は、1日当たりの野菜摂取量の平均値280g程度を、目標値の350gに近づけることをめざす「野菜を食べようプロジェクト」の一環で、「漬物」で野菜の消費拡大を図る取り組みを実施する。
農水省は2020年12月から、「野菜を食べようプロジェクト」賛同する企業・団体など「野菜サポーター」と野菜の消費拡大に取り組んでる。
特に若い世代で野菜の消費離れが進んでいるが、今年は「和食;日本人の伝統的な食文化」のユネスコ無形文化遺産登録10周年を迎えることから、改めて日本の伝統的な食文化の一つである「漬物」を通じた野菜の消費拡大に取り組む。
取り組みでは、生野菜換算で70gに相当する分を分かりやすく写真で各種漬物を掲載した「漬物で野菜を食べよう!」のチラシを作成し、各種イベントや流通・小売・外食店などで情報発信するほか、4月29日開催の「漬物グランプリ2023」で特に優秀なレシピに対し、農林水産大臣賞を授与し表彰する。
また、「野菜の日」の8月31日には、Webシンポジウムを開催。最新データに基づいた漬物の効能などについて基調講演を行い、時代にマッチした漬物の生産や、食生活の中での新たな取り入れ方等について多様な人々と意見交換し理解を深める。
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