外国人に日本の食文化・食体験の魅力を伝える「商品」募集 農水省2023年5月8日
農林水産省は、外国人が訪日中に日本の食文化・食体験を楽しんだ後も、本国に帰ってから再び日本の食を味わえるような環境整備を進め、日本産の農林水産物・食品の輸出拡大を目指す「食かけるプロジェクト」を進めている。このプロジェクトの一環として、地域の食文化・食体験の魅力を伝える「商品」の海外向けECサイトによる輸出商品化を支援するプロジェクトを開始した。
日本には、その地域の魅力や歴史、地域特有の食・食文化に触れることができる料理や食品がたくさんある。
農水省は、訪日外国人が帰国後も日本の食文化・食体験を楽しめたり、その食品を楽しんだ外国人の訪日意欲が増すような、地域の食文化・食体験の魅力を伝える「商品」を募集・認定し、海外向けの越境ECサイトによる輸出商品化を支援するプロジェクトを始める。
同プロジェクトでは、応募された商品のうち、輸出に向けて磨き上げる商品を、農水省と審査委員により審査・協議し、5~10商品を選定。選定された商品は、専門家と共に改良を加え、優秀商品を認定する。
認定された優秀商品は、同プロジェクトのウェブサイトに掲載されるとともに、越境ECサイトでの販売も支援。外国語表示、輸出先国・地域の規制への対応、EC掲載手続き、越境ECでのテスト販売等の支援を行う。
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