農家の課題を解決する実証開発プロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP」始動 愛知県豊橋市2023年6月19日
愛知県豊橋市は、農家の課題を解決する実証開発プロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP」の今年度のキックオフとして、6月27日に市内で開かれるアグリテック企業との交流会を開催。この交流会に参加する市内などの農家、農業関係企業・団体などを募集している。
全国有数の農業地域である愛知県東三河地方の中心都市・豊橋では、地域の農業課題解決につながる新製品、サービスの開発を目指す実証開発プロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP(豊橋アグリミートアップ)」を進めている。
先進的なテクノロジーを用い、農業課題解決に取り組むアグリテックの市場規模は、2019年から3年で725億円から1944億円と毎年市場規模が急速に拡大。昨年度から始まった豊橋アグリミートアップでは、トマト施設園芸における収穫量の傾向予測支援を行うなど、豊橋市の課題解決に有効なアイデアを提案した3社を採択し、アイデア実現に向けて市が伴走支援している。
今年度も農業関係者向けのマッチングプログラムで地域の農業課題などを抽出、賞金総額1000万円のアグリテックコンテストを開催。全国のアグリテック企業から解決策の提案を募り、実証開発に取り組む企業を決定する。
6月27日の交流会は、新たなアグリテック企業と地域の農家、農業関係者らによる情報交換などの機会で、今年度は、交流会を増やして3回実施、お互いの理解をより深める。
交流会は午後4時半~7時。会場はサポーター企業であるイノチオグループの本社(豊橋市)で、アグリテック企業9社による事業紹介などプレゼンのあと、交流会となる。参加の対象者は、豊橋市や近隣エリアの農家、JA、農業関係の事業会社など。
新しい農業の在り方や自分たちの抱える農業課題の解決に興味のある人の参加を呼びかけている。定員は100人でありオンライン参加(100人)もあり。参加費用は無料。申し込みの締め切りは6月25日午後5時。
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