EUが日本産食品の輸入規制をすべて撤廃へ 岸田首相「被災地の復興後押し」と歓迎2023年7月14日
EU(欧州連合)は7月13日、東京電力福島第一原発事故のあとに導入した日本産食品の輸入規制を撤廃すると発表した。規制は8月3日に撤廃される。
日本とEUの共同記者会見(首相官邸ホームページより)
日本産食品の輸入規制の撤廃は、同日、ベルギーのブリュッセルで開かれた日EU定期首脳協議の場で、EUのミシェル欧州理事会議長らから岸田首相に伝えられ、その後の共同記者会見で明らかにされた。
岸田首相は「EUが日本産食品輸入規制の撤廃を決定したことは、被災地の復興を大きく後押しするものであり、日本政府として高く評価し、そして歓迎いたします」と述べた。
EUは2011年3月の原発の事故のあと、福島など10の県で生産される一部の水産物や野生のきのこ類などを対象に放射性物質の検査証明書を、そのほかの都道府県についても対象品目について産地証明書を求めるなどの輸入規制を行ってきた。
今回の輸入規制の撤廃の理由については、過去の12年間で違反例がないことや、日本が管理体制を継続していることなどを挙げているという。
EUの輸入規制をめぐって農水省は、今年4月に開かれたG7宮崎農相会合など、EUやEU各国の閣僚との会談を通じて規制の撤廃を求め続けていた。
重要な記事
最新の記事
-
JA経営 経常利益18.5%減 2024年度上半期総合JA経営調査2025年3月10日
-
JA貯金残高 108兆2105億円 1月末 農林中金2025年3月10日
-
米価高騰の主因は食糧安保政策の不在【森島 賢・正義派の農政論】2025年3月10日
-
国産ジビエ認証施設に大分県「日田ジビエ工房」認証 農水省2025年3月10日
-
米価下がる見通し 関係者の判断 大幅増 米穀機構調査2025年3月10日
-
女性総合職 新卒採用40%以上を目標 農林中金2025年3月10日
-
廃棄されるゆら早生みかんを豊潤なジュースに フードロス減らしSDGs貢献 JAありだ(和歌山県)2025年3月10日
-
地元産ササニシキがパックご飯、大豆・りんご・たまねぎ・味噌が焼肉のタレに2025年3月10日
-
花き振興部会第36回総会を開く JA鶴岡2025年3月10日
-
本日10日は「魚の日」国産若うなぎ長焼きなど60商品を特別価格で販売 JAタウン2025年3月10日
-
温暖化に対応したミカンとアボカドの適地予測マップを開発 農研機構2025年3月10日
-
【人事異動】農中情報システム(株)(3月31日付、4月1日付)2025年3月10日
-
【今川直人・農協の核心】営農指導モデル2025年3月10日
-
作物病害の原因となる植物群落の結露と気象条件の関係を定量化 農研機構2025年3月10日
-
北海道にコメリパワー「恵庭店」3月21日に新規開店2025年3月10日
-
春の味覚を楽しむ 市内3つの農園でいちご狩り体験 福井県あわら市2025年3月10日
-
乙葉が登壇「さけるチーズの日」盛り上げる「さけるチーズフェス2025」大阪で初開催 雪印メグミルク2025年3月10日
-
お米ギフト「年貢米」オンラインストア限定で新発売 八代目儀兵衛2025年3月10日
-
福島県白河市 美味しくて自慢の農産品が東京に集結 販売会開催2025年3月10日
-
農機自動操舵システム「FJD AT2 Max農機自動操舵システム」販売開始2025年3月10日