食品の適正な価格形成へ「フェアプライスプロジェクト」開始 農水省2023年7月26日
農林水産省は7月25日、食品の適正な価格形成に向けて、消費者の理解を広げる「フェアプライスプロジェクト」の特設サイトをオープンした。
国際情勢の影響で、食品の原材料や生産資材、エネルギー価格が高騰している。また、円安の進行で、様々な食品の生産・流通コストが上昇し、農林水産業・食品産業は深刻な影響を受けていることから農水省は、農林水産業の現状について、今後の日本の食の未来について考える「フェアプライスプロジェクト」を開始。第一弾として、適正な価格形成の必要性について広く理解・共感を求める特設サイトとコンセプトムービーを公開した。
特設サイトでは、食料供給に関わる生産者・食品事業者等の生の声を紹介するとともに、農水省が主催する農林水産体験学習イベントの告知・募集など様々なコンテンツの公開を予定している。
その一環として8月20日、体験学習イベント「きいてみよう!やってみよう!農林水産体験!」を千葉県の加茂牧場で実施。タレントのなかやまきんに君も参加し、牛の餌やりや搾乳を体験できる。そのほか、生産者から生産現場の現状等についての話を聞くなど、実際の生産現場を体験することで、食品の価格と生産現場の現状を知り、日本の食の未来について考えるきっかけを作る。このイベントの様子は後日動画で公開予定。参加は、特設サイトから申し込みを。
◎なかやまきんに君と学べる「きいてみよう!やってみよう!農林水産体験!」概要
日時:8月20日 9時~14時(予定)
場所:加茂牧場(千葉県八千代市米本1771)
人数:20人
申込締切:8月6日※応募多数の場合は抽選
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