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危険な暑さ続く 農作業中の熱中症搬送さらに増えて183人 静岡が33人で突出2023年7月27日

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連日、各地で猛暑日となる危険な暑さが続く中、7月17日~23日の1週間、農作業中などの熱中症で搬送された人は全国で183人に上り、前週からさらに1割以上増えたことが農水省のまとめで分かった。27日以降も各地で猛暑日が続く見通しで、農水省は予防対策を呼びかけている。

名称未設定-1.jpg農作業中の熱中症搬送(農水省まとめ)

農水省は消防庁の速報値をもとに毎週、農・畜・水産の作業中に熱中症で緊急搬送された人数を独自にまとめ、公表している。

26日に公表された7月17日~23日のまとめによると、この期間中、農作業中などに全国で搬送された人は183に上り、前週(10日~16日)の160人から、さらに約15%増えた。

最も多かったのは静岡県で、33人と前週(26人)からさらに増えたのをはじめ、長野県が10人で前週(6人)から4人増加、茨城県と愛知県で7人などとなった。

気象庁によると、今後1週間も各地で猛暑日となる日がある見通しで、農水省は農作業中などの熱中症への予防を呼びかけている。予防のポイントとして、①高温時の作業をできるだけ避けて風通しのいい場所で作業する②小まめな休憩と水分補給③できるだけ単独作業を避ける④帽子や速乾性の衣服着用などの活用を挙げている。
また、熱中症が疑われる場合は、直ちに作業を中断して涼しい環境へ避難して水分・塩分を補給することや、症状が改善しない場合は速やかに医療機関で診療を受けるよう求めている。

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