十勝総合振興局と帯広畜産大学が包括連携協定を締結 北海道2023年8月21日
北海道十勝総合振興局と国立大学法人北海道国立大学機構帯広畜産大学は、十勝地域の活性化に向けて、相互に連携・協力しながら協働事業に取り組むことを目的として、2023年8月3日に包括連携協定を締結した。
包括連携協定を結んだ十勝総合振興局 芳賀局長と帯広畜産大学 長澤学長
十勝総合振興局は、市町村をはじめ農業団体や経済団体等の各種団体と協力しながら十勝地域の活性化のため様々な取組を進めているほか、農業に関しては直接農業者に対し営農指導や技術普及を実施する役割も担っている。
帯広畜産大学は管内唯一の国立大学であり、最先端の獣医農学系の研究が行われ、数多くの知見や技術・情報を有しているほか、「食を支え、くらしを守る」人材育成を通じて地域及び国際社会に貢献している。
ウクライナ情勢や円安などによる、エネルギー価格や肥料・飼料など原材料価格の高騰、食料安全保障への関心の高まりなど、十勝の基幹産業である農業をはじめ、地域住民の生活に様々な影響が生じている。
そのような中にあっても、さらなる十勝の発展のため、十勝総合振興局がもつ各種チャンネルを通じ、帯広畜産大学がもつ様々な研究成果などを活用し地域の課題解決に結びつけるなど、お互いの強みを活かしながら相互に協力し、以下の通り協働事業に取り組むべく包括連携協定を締結することとした。
本協定に基づく取り組みイメージ
(1)十勝地域の農業をはじめとした産業振興に関する事項
○これからの農業を支える取組の推進
・バイオガス発電で生じる消化液の肥料としての活用普及
(2)十勝地域の脱炭素化など環境政策に関する事項
○脱炭素社会・ゼロカーボン北海道の推進
○有機農業の普及
(3)十勝地域の人材育成に関する事項
○農業経営者、営農指導者等のリカレント教育の推進
・農畜産プロフェッショナル経営人材育成プログラムの実施
・十勝総合振興局職員に対するリスキリング
(4)十勝地域の情報発信に関する事項
○十勝産食材や十勝観光に係る情報の発信
(5)その他
○施設・設備の相互利用促進
重要な記事
最新の記事
-
JA経営 経常利益18.5%減 2024年度上半期総合JA経営調査2025年3月10日
-
JA貯金残高 108兆2105億円 1月末 農林中金2025年3月10日
-
米価高騰の主因は食糧安保政策の不在【森島 賢・正義派の農政論】2025年3月10日
-
国産ジビエ認証施設に大分県「日田ジビエ工房」認証 農水省2025年3月10日
-
米価下がる見通し 関係者の判断 大幅増 米穀機構調査2025年3月10日
-
女性総合職 新卒採用40%以上を目標 農林中金2025年3月10日
-
廃棄されるゆら早生みかんを豊潤なジュースに フードロス減らしSDGs貢献 JAありだ(和歌山県)2025年3月10日
-
地元産ササニシキがパックご飯、大豆・りんご・たまねぎ・味噌が焼肉のタレに2025年3月10日
-
花き振興部会第36回総会を開く JA鶴岡2025年3月10日
-
本日10日は「魚の日」国産若うなぎ長焼きなど60商品を特別価格で販売 JAタウン2025年3月10日
-
温暖化に対応したミカンとアボカドの適地予測マップを開発 農研機構2025年3月10日
-
【人事異動】農中情報システム(株)(3月31日付、4月1日付)2025年3月10日
-
【今川直人・農協の核心】営農指導モデル2025年3月10日
-
作物病害の原因となる植物群落の結露と気象条件の関係を定量化 農研機構2025年3月10日
-
北海道にコメリパワー「恵庭店」3月21日に新規開店2025年3月10日
-
春の味覚を楽しむ 市内3つの農園でいちご狩り体験 福井県あわら市2025年3月10日
-
乙葉が登壇「さけるチーズの日」盛り上げる「さけるチーズフェス2025」大阪で初開催 雪印メグミルク2025年3月10日
-
お米ギフト「年貢米」オンラインストア限定で新発売 八代目儀兵衛2025年3月10日
-
福島県白河市 美味しくて自慢の農産品が東京に集結 販売会開催2025年3月10日
-
農機自動操舵システム「FJD AT2 Max農機自動操舵システム」販売開始2025年3月10日