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コマツ、日立、デンヨーが水素混焼発電機を開発2023年8月28日

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コマツと日立製作所が技術供与し、デンヨーが開発・製品化した水素混焼発電機がコマツ小山工場に導入された。

コマツ小山工場に導入した水素混焼発電機コマツ小山工場に導入した水素混焼発電機

コマツとデンヨー、日立製作所の3社は、カーボンニュートラル実現へ、燃料に水素を最大50%混合して発電が可能な「水素混焼発電機」の製品化に成功した。軽油のみを燃料とした場合に比べ、発電時の二酸化炭素(CO2)排出量を最大50%削減できる。コマツは、初号機を小山工場に導入し、9月中の本格稼働を目指す。

水素は燃焼速度が速く、燃焼温度が高い特性があるため、軽油と同様のエンジン制御では異常燃焼の発生や窒素酸化物(NOx)の生成が多いといった課題があった。こうした課題を解決するため、3社は役割分担して製品化に取り組んだ。

コマツは、発電機用の電子制御エンジン「SAA6D170E-5R」を提供し、窒素酸化物( NOx)の発生抑制と異常燃焼防止に関する燃料噴射制御技術を供与。日立製作所は、エンジンへの水素供給量の制御とセンサーによる燃焼状態の監視、異常燃焼発生時に安全に停止する新機能の実装。デンヨーは、水素混焼発電機のパッケージ化、コマツと共同して NOx の発生抑制に向け軽油の噴射制御の最適化に取り組んだ。

コマツは、2050 年カーボンニュートラルをチャレンジ目標としている。欧州工場における工場出荷製品への充填燃料を水素化植物油に順次切り替えるなど、あらゆる方面から取り組んでいる。日立とデンヨーは、福島県および宮城県富谷市での実証などを通して、水素混焼発電機の開発を進めてきた。今回の初号機納入を契機に、今後、水素サプライチェーンを構築するためのキープロダクトとして、水素混焼発電機を拡販していく。

【仕様】
▽発電出力:250kW
▽出力電圧:200/400V
▽周波数:50Hz
▽水素燃料消費量:115Nm3/h(50%混焼時)
▽軽油燃料消費量:34L/h(50%混焼時)
▽発電効率:35~40%
▽水素混焼率範囲:0%~50%(軽油のみでも運転可能)

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