鳥取県で合同就農相談会「とっとり農業人フェア」県内で初開催2023年9月25日
鳥取県は11月3日、県内では初めてとなる合同就農相談会「とっとり農業人フェア」を倉吉市で開催する。県内農業の担い手不足や、各産地や農地の維持が課題となる中、独立就農、雇用就農、アルバイトなど鳥取県で農業を始めたいという人を対象に実施。県内各産地の生産者や市町村の担当者が一同に集まり、就農までの道筋に関する相談に応じるほか、各産地のリアルな情報を提供する。
鳥取県内では、生産部等の産地が中心となってJA、行政等関係機関一緒にみんなで新しい担い手を受け入れ、育てていく体制を作っていこうという動きが広がっている。同フェアは、各産地の担い手を確保していくために、「農業に関わる人を増やしたい」「まずは鳥取県の農業を知って欲しい」という産地の声を形にした合同就農相談会。県内の様々な品目の生産者や市町村の担当者等が、個別ブースでの就農相談のほか、これまでの受入状況、産地体験会も紹介する。
初年度の今年は梨にスポットをあて、鳥取県にIターン就農したJA鳥取中央東郷果実部の唐崎大義さん、JA鳥取中央琴浦梨生産部の目黒龍樹さんが登場。二人は就農後、周りの生産者や地域のサポートを受けながら技術を磨き、現在では地域のモデル的な栽培を実践し、若手生産者を引っ張っていく存在として地域を盛り上げている。就農のきっかけや梨づくりの魅力、苦労したこと、就農してから気が付いたことなど、東伯農業改良普及所の池田隆政所長をコーディネーターに、体験談を伝える。
◎「とっとり農業人フェア」概要
日時:11月3日10時~15時
場所:倉吉体育文化会館(鳥取県倉吉市山根529-2)
<内容>
・県内各産地・市町村の就農相談(12産地・9市町村参加)
・雇用就農情報の紹介
・移住・定住の相談
・セミナー
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日
-
「第75回全国植樹祭」記念「狭山茶ばうむ」など ローソンから発売 埼玉県2025年4月24日
-
「20代の野菜不足解消アイデアコンテスト」募集開始 野菜摂取推進プロジェクト2025年4月24日
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日