「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.宮城2023」開催 農水省2023年10月10日
農林水産省は10月14日と15日の2日間、仙台市の勾当台公園市民広場で開かれる「全国餃子まつりin仙台 2023」に参加し、イベント「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.宮城」を開催。食と農のつながりの深化に着目した国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の一環で、身近な食の「餃子」を通して、日本の食をめぐる課題について、ともに考えるきっかけづくりを目指す。
食の外部化・簡便化が進む中、食と農との距離が広がり、農業や農村を身近に感じることが少なくなっている。農水省は、日本の食と農を取り巻く課題を身近なものとして考えてもらうため、消費者と生産者や事業者とが出会い、交わることで、食への新たな気づきや発見を促し、意識と行動を変えるためのきっかけ作りをめざしている。
同イベントのオープニングは、「食から日本を考える。NIPPON FOOD SHIFT FES.宮城」と「全国餃子まつり in 仙台 2023」とのコラボステージとして、全国餃子まつりの出店者や"餃子界のレジェンド"パラダイス山元氏などが開会宣言。また、餃子を囲んで、日本の食について考える餃子会議の一環として、美味しい餃子の作り方・食べ方について、パラダイス山元氏によるトークショーを実施する。
このほか、"宮城県から、ニッポンフードシフト。"として、地元メディアのアナウンサーとZ世代が、生産現場を取材した際の貴重な体験や気づきについて、現場の生産者も交えてのトークセッションを実施する。また、ニッポンフードシフトの推進パートナーで、全国に729店舗を展開する「餃子の王将」の餃子と、パラダイス山元氏考案の宮城県の食材を使用したご当地タレのセットを同イベント限定で販売する。
さらに会場では、農家エッセイコミック『百姓貴族』のパネルを展示。マンガ家になる前に北海道で実家の酪農・畑作業に従事していた荒川弘先生のパワフルエピソード満載の農家エッセイコミック『百姓貴族』(新書館・隔月刊ウィングス連載中)と東京農業大学、農林水産省がコラボしたパネルを展示する。
また、農林水産省 東北農政局によるニッポンフードシフトの取組や、東北農政局BUZZ MAFFチーム(農林水産省 公式YouTubeチャンネル)による、東北6県の食材を使った餃子の作り方等を紹介。餃子を通して、日本の食料事情等を分かりやすく解説した動画「餃子から日本を考える」も上映する。
◎「NIPPON FOOD SHIFT FES.宮城」開催概要
日程:10月14日(10時~18時)、10月15日(10時~17時)
場所:勾当台公園市民広場 (宮城県仙台市青葉区国分町3丁目7)
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