東京都練馬区で都市農業の恵みを堪能「全国都市農業フェスティバル」などイベント開催2023年11月13日
東京都練馬区は11月19日、"都市農業"の魅力を発信する「全国都市農業フェスティバル」を開催。また、収穫の秋を迎える11月は、練馬区の名産品「練馬大根」を味わえる機会や、採れたての農産物を生産者から直に買うことができる「ねりマルシェ」など、都市農業と触れ合える様々な取り組みを実施する。
東京23区の農地の約4割を有する練馬区は、便利な住宅地と農の風景が融合し、都市の中で行われる農業である"都市農業"が盛んな地域。「全国都市農業フェスティバル」では、都市農業に積極的に取組む自治体や農業者とともに、その魅力を広く発信し、都市農業振興のため開かれる。都内および三大都市圏から4都市(国分寺市、松戸市、名古屋市、京都市)を招聘するほか、マルシェに出店する20自治体を合わせた計24自治体が全国から参加する。
イベント当日は、練馬区をはじめ、各都市特産の農産物や加工品などが購入できるマルシェのほか、各地の農産物を使ったメニューを提供するキッチンカーの出店、京野菜の収穫などが体験できるブース、全国の都市農業者とスペシャルゲストを招いたトークライブなど、都市農業の魅力を様々な角度から感じられる催しを予定している。開催日時は11月19日10時~16時。
さらに、貴重な伝統野菜 練馬大根を味わえる機会として、都立光が丘公園けやき広場で開催の「JA東京あおば農業祭」では、約3000本の練馬大根を11月18日と19日に販売。また、11月24日には、JA東京あおばの5か所の農産物販売所で、約1000本を一斉に販売する。
このほか、練馬区内では、農業者と商業者が連携し行う「マルシェ」が各地で開催されており、11月12日は、区内最大級のマルシェ「ねりマルシェ」を開催。農業者等で構成する区内各地のマルシェ団体が一堂に集い、新鮮な練馬産の野菜や果物、花のほか、練馬産の農産物を使用した加工品、キッチンカーなどが出店する。
また、新鮮な練馬産農産物等を販売するマルシェや、練馬産農産物を使用した料理を提供するキッチンカーが出店する「南大泉with農フェスタ2023」が11月25日と26日に開催。クイズラリーに参加すると、地区内の農園でお得な収穫体験に参加できるなど、学び・体験・食を通じて、農の風景育成地区ならではの都市農業の魅力を体感できる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(132)-改正食料・農業・農村基本法(18)-2025年3月8日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(49)【防除学習帖】第288回2025年3月8日
-
農薬の正しい使い方(22)【今さら聞けない営農情報】第288回2025年3月8日
-
魚沼コシで目標販売価格2.8万~3.3万円 JA魚沼、生産者集会で示す 農家から歓迎と激励2025年3月7日
-
日本人と餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第331回2025年3月7日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
ラワンぶきのふきのとうから生まれた焼酎 JAあしょろ(北海道)2025年3月7日
-
寒暖差が育んだトマトのおいしさ凝縮 JA愛知東(愛知)2025年3月7日
-
給付還元利率 3年連続引き上げ 「制度」0.02%上げ0.95%に JA全国共済会2025年3月7日
-
「とやまGAP推進大会」に関係者約70人が参加 JA全農とやま2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
令和7年度は事業開拓と業務効率化を推進 日本穀物検定協会2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日