香川県三豊市で鳥インフル 今シーズン国内8例目2024年2月6日
農林水産省は2月6日、香川県三豊市で高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。今シーズン国内8例目となる。
農場は三豊市の採卵鶏農場で約7万羽を飼養している。5日に死亡羽数が増加しているとの通報で簡易検査を実施し陽性であったことから、東部家畜保健衛生所による遺伝子検査の結果、H5亜型の遺伝子が検出された。
疑似患畜が確認された農場と同一の管理者などが出入りしている疫学関連農場が1農場あり、採卵鶏を約4万羽飼養している。
農水省は対策本部を持ち回りで開催し、飼養家きんの殺処分や移動制限区域の設定など防疫指針に基づく対応を決めた。
今シーズンの高病原性鳥インフルエンザは、昨年11月に佐賀県で1例目が発生、その後、茨城、埼玉、鹿児島、群馬、岐阜、山口と計7例が発生した。
一方、野鳥の感染事例は1月末で23都道府県で95事例が確認されており、全国で家きん農場への感染防止対策が依然として重要になっている。
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