外国資本による森林取得 累計で2868ha 林野庁2024年7月22日
農林水産省は2023年の外国資本による森林取得の調査結果を7月19日に公表した。
同省は2023年1月から12月までの森林取得について森林法に基づく届出情報など行政が保有する情報を参考に都道府県を通じて調査した。
その結果、居住地が海外にある外国法人や、外国人と思われる者による森林取得は北海道では26件、117haとなった。このうち、留寿都村では英領バージン諸島にある外国法人が53ha取得した。この事例では利用目的は不明だが、他の事例では資産保有、別荘購入、宿泊施設の建築などとなっている。
都府県では新潟県、長野県など6県で17haの取得があった。
2006年からの累計では全国で358件、2868haの森林が取得されている。
このほか、国内の外資系企業と思われる者の森林取得として都道府県から報告があった事例は23件、356haあった。2006年からの累計では334件、7211haとなっている。
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