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英語版「食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン」策定 農水省2024年7月25日

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農林水産省は、HACCPに沿った衛生管理に対応したロボット等導入の指針となる、ロボット等の先端技術を衛生的に使用するための留意点等をまとめ、4月に公表したガイドラインの英語版を作成。海外に拠点を持つ食品事業者や機械メーカー等に同ガイドラインを幅広く活用してもらい、海外の食品工場における先端技術導入を後押しする。

英語版「食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン」英語版「食品製造現場におけるロボット等導入及び運用時の衛生管理ガイドライン」

農水省は、他の製造業に比べ低い食品製造業の労働生産性を向上させるため、ロボットなど先端技術の活用を推進している。

一方、2021年6月の食品衛生法改正により、原則すべての食品事業者に対し、HACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられたことから、食品製造現場へのロボット等の導入には、HACCPに対応するための指針等が必要になっていた。

そこで、農水省は4月に日本惣菜協会を代表とするコンソーシアムに委託し、食品の安全性を確保しながらロボット等の先端技術を衛生的に活用するため検討すべき項目を取りまとめたガイドラインを策定し公表。

同ガイドラインの公表後、特に、海外に製造拠点を持つ食品製造事業者等から英語版の作成について要望を受けたことから、このたび、英語版のガイドラインを作成した。

同ガイドラインは、工場にロボット等を導入しようとしている食品製造事業者や、食品分野に参入しようとしている機械メーカー、SIer(システムインテグレーター)に役立つ内容。

これまで食品分野を対象としていなかった SIerや機械メーカーの食品分野への参入の手助けになり、食品製造事業者においてもロボット等の自動化技術の導入を理解するための一助となることが期待される。

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