秋田県 水稲冠水1700ha被害額183億円 8月23日現在2024年8月26日
7月24日からの大雨による秋田県の農林水産関係の被害額は8月23日時点で183億円にのぼっている。
水稲は冠水等が1787haに及び10億円を超す被害額となっている。
大豆は606ha、園芸作物は672haが冠水等の被害を受け、農産物は計3065haで被害額は18億円となっている。
栽培施設ではパイプハウスや農業機械等で計5.9億円となっている。
農地農業用施設では水田の畦畔崩落等が2918か所、水路の損壊等が1238か所など計4773か所に被害が出ており、被害額は119.7億円となっている。
そのほか水産や林業被害と合わせて183億4000万円となっている。
JA秋田しんせい管内も大雨被害を受け、1380haが冠水したほか、由利CEは荷受けホッパーから浸水し電気系統が損害を受けて今年は荷受けができない状態となっている。
同JAによると管内の他のCE等での荷受けと、JA秋田なまはげの施設と大潟村CE公社での受け入れを調整している。
被害を受け、JAの米穀部門や施設部門が現地調査に当たるとともに、8月中旬からは農業経営支援室が担い手農業者を訪問し個別の被害状況と経営課題などのフォローアップに取り組んでいる。
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