「やまなし4パーミル・イニシアチブ認証農産物」ぶどう販売フェア実施 山梨県2024年8月29日
山梨県は、「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」における取り組みのもと生産された農産物を、環境問題に関心の高いエシカル消費層にPRするため、「やまなし4パーミル・イニシアチブ認証農産物」(ぶどう)の販売フェアを東京、神奈川、千葉、埼玉の20店舗で開催する。
左:やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度
山梨県は令和3年度、全国に先駆け、農業分野における脱炭素化に向け、「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」を設け、農業者を認証している。
同フェアでは、この取り組みのもとに生産されたぶどうを、環境問題に関心の高いエシカル消費層にPRする。
主な実施店舗は、青果店「サンフレッシュ」の高島屋玉川店ほか全10店舗で9月4日から。
また、「澤光青果」阪急百貨店大井町店ほか全6店舗と、「イオンスタイル」新浦安ほか全3店舗で9月9日から。「無印良品銀座店」で9月13日から。
「4パーミル・イニシアチブ」は、世界の土壌表層の炭素量を年間4パーミル(0.4%)増加させることができれば、人間の経済活動などによって増加する大気中の二酸化炭素を実質ゼロにすることができるという考え方で、農業分野から脱炭素社会の実現を目指す取り組み。
山梨県は、全国で初めての試みとして、この4パーミル・イニシアチブの取り組みによって生産されたブドウやモモなどの農産物を、脱炭素社会の実現に貢献した農産物として認証する「やまなし4パーミル・イニシアチブ農産物等認証制度」を2021年5月に制定した。
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