農業遺産シンポジウム・展示フェア開催 農水省2024年10月16日
農林水産省は、企業と農業遺産地域の連携について考えるシンポジウムと展示フェアを開催する。「農業遺産シンポジウム」は11月19日に都内の会場とオンラインで開催。また、「農業遺産展示フェア」は同20日に都内の会場で開かれる。
農業遺産は、社会や環境に適応しながら何世代にもわたって持続可能な農林水産業が受け継がれてきた地域。持続可能な社会を目指す動きが広がる中、改めて農業遺産地域の価値がクローズアップされていることから、農水省は、民間企業と農業遺産地域の連携を促すことを目的とした「農業遺産シンポジウム」を開催する。
「農業遺産展示フェア」では、消費者に農業遺産地域の産品紹介等を通じて地域の魅力を発信。また、地震や大雨により甚大な被害を受けた石川県能登地域(世界農業遺産)の復興を応援するため、両イベントの会場に募金箱を設置するほか、写真を展示する。
◎「農業遺産シンポジウム」開催概要
日時:11月19日 13時~17時
会場:二子玉川ライズスタジオ&ホール(東京都世田谷区玉川2-21-1)
開催方法:会場参加とオンライン配信のハイブリッド形式
<プログラム>
(1)基調講演
能登の里山里海を将来に受け継ぐために
(2)企業と歩む農業遺産地域の事例紹介
にし阿波地域のおもてなし~傾斜地の田舎暮らし体験~:徳島県にし阿波地域
ネイチャーポジティブと尾鷲ヒノキ林業:三重県尾鷲市、紀北町
阿蘇の草原の維持と持続的農業を未来につなぐ:熊本県阿蘇地域
(3)パネルディスカッション
テーマ:企業との連携で高める農業遺産地域の魅力
ファシリテーター:小谷あゆみ氏(農ジャーナリスト)
パネリスト:堀田知恵美氏(石川県農林水産部里山振興室 室次長)、島田由香氏(一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会 代表理事)、堀内寛氏(株式会社農業総合研究所 代表取締役社長)、関龍彦氏(株式会社講談社 「FRaU」編集長兼プロデューサー)、桂武弘氏(日本旅行総合研究所 主任研究員)
<参加申込方法>
参加費:無料
申込方法:会場及びオンライン参加ともに、以下申込フォームから申し込みを
申込締切:11月15日
◎「農業遺産展示フェア」開催概要
日時:11月20日 10時~18時
会場:二子玉川ライズガレリア
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