「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」優良事例30地区を決定 農水省2024年11月27日
農林水産省は11月25日、総理大臣官邸で開かれた「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」選定の有識者懇談会において、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例30地区を選定。このうち特に優秀な事例をグランプリと優秀賞に決めた。
農水省と内閣官房は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の地域資源を引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第11回選定)として選定し全国へ発信する。
「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第11回選定)有識者懇談会において、地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良事例30地区を選定した。
また、選定結果のうち特に優良な事例をグランプリと優秀賞に決めた。選定結果は次の通り。
◎令和6年度「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」優良事例
(1)グランプリ
No.3:北海道幌加内高等学校(北海道幌加内町)
(2)優秀賞
■ビジネス・イノベーション部門
No.1: 株式会社エース・クリーン(北海道北見市)
No.2 :北海道積丹町におけるブルーカーボン創出プロジェクト協議会(北海道積丹町)
■コミュニティ・地産地消部門
No.4:ひろさき援農プロジェクト(青森県弘前市)
No.9:群馬県立尾瀬高等学校(群馬県沼田市・片品村)
■個人部門
No.20:中上光 氏(島根県西ノ島町)
◎選定結果
No.1:北海道北見市
キャッチフレーズ:木から牛のエサを作るみらいプロジェクト
団体名/氏名:株式会社エース・クリーン
部門:ビジネス・イノベーション
No.2:北海道積丹町
キャッチフレーズ:ウニから始まるSDGs
団体名/氏名:北海道積丹町におけるブルーカーボン創出プロジェクト協議会
部門:ビジネス・イノベーション
No.3:北海道幌加内町
キャッチフレーズ:そばを通して地域とつながり、世界へ羽ばたく
団体名/氏名:北海道幌加内高等学校
部門:コミュニティ・地産地消
No.4:青森県弘前市
キャッチフレーズ:りんご産業を軸とした官民共創の輪
団体名/氏名:ひろさき援農プロジェクト
部門:コミュニティ・地産地消
No.5:秋田県横手市
キャッチフレーズ:【農業×昆虫×福祉】新たな価値の創造
団体名/氏名:Pilz株式会社
部門:ビジネス・イノベーション
No.6:秋田県横手市
キャッチフレーズ:地域保全から学ぶ 学校教育のすがた
団体名/氏名:秋田県南旭川水系土地改良区
部門:コミュニティ・地産地消
No.7:山形県西川町
キャッチフレーズ:山形で採れる食材をフル活用して全世界へ
団体名/氏名:有限会社玉谷製麺所
部門:ビジネス・イノベーション
No.8:福島県只見町
キャッチフレーズ:「楽しいを形にし、想いを次世代につなぐ」
団体名/氏名:合同会社ねっか
部門:ビジネス・イノベーション
No.9:群馬県沼田市・片品村
キャッチフレーズ:自然と共生できる人づくりが地域を支える!
団体名/氏名:群馬県立尾瀬高等学校
部門:コミュニティ・地産地消
No.10:山梨県身延町
キャッチフレーズ:日本一の枝豆・大豆を山梨県身延町から
団体名/氏名:あけぼの農園株式会社
部門:ビジネス・イノベーション
No.11:石川県七尾市
キャッチフレーズ:能登里山里海総合コーディネーターを目指す
団体名/氏名:小澤善昭氏
部門:個人
No.12:福井県越前町
キャッチフレーズ:越前水仙 みんなの力で100万本再生!
団体名/氏名:MISAKI CREATORS
部門:ビジネス・イノベーション
No.13:福井県あわら市
キャッチフレーズ:スマート農業による農福連携でSDGs(ノーマライゼーション)の実現
団体名/氏名:有限会社あわら農楽ファーム
部門:コミュニティ・地産地消
No.14:岐阜県八百津町
キャッチフレーズ:大自然に育まれた八百津「あるべき姿」を考える
団体名/氏名:80%山のまちを元気にする協議会
部門:ビジネス・イノベーション
No.15:愛知県岡崎市
キャッチフレーズ:荒地は人の心を荒廃させるめざせ!菜園都市
団体名/氏名:NPO法人おかざき農遊会
部門:コミュニティ・地産地消
No.16:愛知県大口町
キャッチフレーズ:新・地域循環!町と人と農業のいい関係
団体名/氏名:服部農園有限会社
部門:コミュニティ・地産地消
No.17:滋賀県守山市
キャッチフレーズ:「食」と「農水」をテーマに地域活性化を図る。
団体名/氏名:もりやま食のまちづくりプロジェクト
部門:コミュニティ・地産地消
No.18:奈良県宇陀市
キャッチフレーズ:あなたの中にある、なつかしい未来へ。
団体名/氏名:宇陀市古民家活用地域活性化協議会
部門:ビジネス・イノベーション
No.19:鳥取県琴浦町
キャッチフレーズ:次世代につなげ、明るい地域を目指して
団体名/氏名:出上農地・水保全活動組織
部門:コミュニティ・地産地消
No.20:島根県西ノ島町
キャッチフレーズ:隠岐の豊かな海で育む『隠岐のいわがき』
団体名/氏名:中上光氏
部門:個人
No.21:岡山県真庭市
キャッチフレーズ:クリエイティブ(創造する心)を大切に!
団体名/氏名:吉縁起村協議会
部門:ビジネス・イノベーション
No.22:山口県岩国市
キャッチフレーズ:マイヤーレモンで郷土愛を育む!
団体名/氏名:株式会社神東ファーム
部門:ビジネス・イノベーション
No.23:愛媛県松山市
キャッチフレーズ:『価値を再定義』
団体名/氏名:きりぬき
部門:ビジネス・イノベーション
No.24:愛媛県宇和島市
キャッチフレーズ:地域の課題解決を高校生がコーディネート
団体名/氏名:愛媛県立北宇和高等学校三間分校地域情報ビジネス部
部門:コミュニティ・地産地消
No.25:高知県中土佐町
キャッチフレーズ:「NO KATSUO NO LIFE」な鰹乃國
団体名/氏名:大正町市場協同組合
部門:ビジネス・イノベーション
No.26:福岡県北九州市
キャッチフレーズ:SDGs万華鏡KAGUYAプロジェクト
団体名/氏名:NPO法人SDGs Spiral
部門:ビジネス・イノベーション
No.27:熊本県大津町
キャッチフレーズ:創造的復興と経営の選択肢としての農福連携
団体名/氏名:株式会社なかせ農園
部門:ビジネス・イノベーション
No.28:大分県豊後大野市
キャッチフレーズ:冷凍・加工設備が産地の共創力を紡ぎ育てる
団体名/氏名:株式会社豊後大野クラスター
部門:ビジネス・イノベーション
No.29:沖縄県糸満市
キャッチフレーズ:高めよう地域協働の力!
団体名/氏名:糸満市地域農地・水・環境保全管理協定運営委員会
部門:コミュニティ・地産地消
No.30:沖縄県読谷村
キャッチフレーズ:農業は永遠の課題、人を動かす(考え方、体、心)
団体名/氏名:島袋みさえ氏
部門:個人
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(132)-改正食料・農業・農村基本法(18)-2025年3月8日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(49)【防除学習帖】第288回2025年3月8日
-
農薬の正しい使い方(22)【今さら聞けない営農情報】第288回2025年3月8日
-
魚沼コシで目標販売価格2.8万~3.3万円 JA魚沼、生産者集会で示す 農家から歓迎と激励2025年3月7日
-
日本人と餅【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第331回2025年3月7日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「コメ騒動」の原因と展望~再整理2025年3月7日
-
(425)世界の農業をめぐる大変化(過去60年)【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月7日
-
ラワンぶきのふきのとうから生まれた焼酎 JAあしょろ(北海道)2025年3月7日
-
寒暖差が育んだトマトのおいしさ凝縮 JA愛知東(愛知)2025年3月7日
-
給付還元利率 3年連続引き上げ 「制度」0.02%上げ0.95%に JA全国共済会2025年3月7日
-
「とやまGAP推進大会」に関係者約70人が参加 JA全農とやま2025年3月7日
-
新潟県産チューリップ出荷最盛期を前に「目合わせ会」 JA全農にいがた2025年3月7日
-
新潟空港で春の花と「越後姫」の紹介展示 JA全農にいがた、新潟市2025年3月7日
-
第1回ひるがの高原だいこん杯 だいこんを使った簡単レシピコンテスト JA全農岐阜2025年3月7日
-
令和7年度は事業開拓と業務効率化を推進 日本穀物検定協会2025年3月7日
-
【スマート農業の風】(12)ドローン散布とデータ農業2025年3月7日
-
小麦ブランの成分 免疫に働きかける新機能を発見 農研機構×日清製粉2025年3月7日
-
フードロス削減へ 乾燥野菜「野菜を食べる」シリーズ発売 農業総研×NTTアグリ2025年3月7日
-
外食市場調査1月度市場規模は3066億円2019年比94.6% コロナ禍以降で最も回復2025年3月7日
-
45年超の長期連用試験から畑地土壌炭素貯留効果を解明 国際農研2025年3月7日